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峠の宿 第2話「味噌汁の記憶」——ひと口飲んで「違う」と首を振った男

2026.10.10

連続ドラマ「峠の宿」第2話「味噌汁の記憶」のあらすじと見どころ。霧の夜、峠の宿にやって来た韓国の男性ジュノは、出された味噌汁をひと口飲んで「違う」と言う。彼が探していたのは、1998年に亡き父とこの宿で飲んだ、祖母の味噌汁だった。

囲炉裏の間で、木の椀の味噌汁を飲んで目を潤ませる韓国の男性

秋の峠屋。客が減っていくのを、ハルカは待っている自分に気づきます。そこへ霧の中から、また一人、ことばの通じない旅人がやって来ます。

韓国から来たパク・ジュノ。彼は宿に入るなり「토키 상?(トキさん?)」と、亡くなった祖母の名前を口にします。この人も、祖母を知っている。

ハルカが出した味噌汁を、ジュノはひと口飲んで、首を振ります。「…달라요(違います)」。

🌫️
霧の夜の客

祖母の名前を知っている、二人目の外国人の客です。

🍲
「違う」のひと言

ハルカの味噌汁は、店で買った味噌。ジュノが探していたのは別の味でした。

📓
父の手帳

ジュノの父が残した手帳に、祖母の手順が書き写されていました。

あらすじ:「おばあさんの味噌汁」

「할머니 된장국(おばあさんの…味噌汁)」「아버지(父です)」。ことばは通じなくても、ジュノが探しているものだけは分かりました。この人も、誰かの代わりに来たのだと、ハルカは気づきます。

霧を見に来た源さんが、ジュノの顔を見て思い出します。1998年、韓国の父親と小さな男の子が泊まった。祖母は男の子を台所に立たせて、味噌汁を作らせていた。

「ばあさんは自分で味噌を仕込んどった。毎年、蔵でな」。ハルカは継いでから一度も、蔵を開けていませんでした。

見どころ:蔵の最後の樽

三人で蔵に入ると、祖母の字の札が付いた、最後の味噌の樽が残っていました。ジュノは父の手帳を開きます。そこには、祖母の手順が韓国語で書き写されていました。

ハルカが大根を薄く切ろうとすると、ジュノが止めます。「아니요. 이렇게.(いいえ、こうです)」。源さんが笑います。「ばあさんも、厚う切っとった」。ことばが分からなくても、手順は分かる。

できあがった一杯を飲んで、ジュノはつぶやきます。「맛있어요… 할머니(おいしい…おばあさん)」。ハルカにとっても、それは十年ぶりの祖母の味でした。

このドラマが描きたいこと

第2話の「通じたもの」は、ことばではなく味です。ジュノの父が三十年近く語り続けた一杯を、ハルカは今日まで知りませんでした。宿を継いだのに、祖母のことを何も知らなかったと、ハルカは少しずつ気づいていきます。

宿帳にジュノが書いた一行は「아버지 대신 왔습니다(父の代わりに来ました)」。帰りぎわに源さんが漏らします。「ばあさんは、いつも椀を一つ多く出しとった。誰のか、言わんかった」。

祖母が待っていたのは、誰だったのか。第1話から続く問いが、ここで少しだけ形を見せます。

登場人物

パク・ジュノ:韓国から来た男性。1998年、亡き父と二人でこの宿に泊まった。父の手帳を持って、あの一杯を探しに来た。

ハルカ・源さん:第1話から続く、宿の女将と近所の年配の男性。

次回予告

第3話「ひらがなの約束」は 10月13日(火)20時公開です。雪の夜、身振りも通じないベトナムの女性が差し出したのは、祖母の字で書かれた一枚の紙でした。

「峠の宿」は、オフラインAI翻訳アプリ TransferFriends(トランスファーフレンズ)の制作チームが作っている連続ドラマです。

よくある質問

第1話を見ていなくても分かりますか

分かります。毎回ゲストが入れ替わる一話完結です。全話を通した縦糸(祖母が誰を待っていたのか)は、続けて見るとより楽しめます。

どこで見られますか

YouTube の再生リスト「峠の宿(ロングドラマ・全話)」でご覧いただけます。このページのプレイヤーからも再生できます。

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