翻訳アプリを業務で使う前に。取引先との会話を、外部のサーバーへ送っていませんか
翻訳アプリを業務で使うと、価格や条件を含む会話が外部のサーバーへ送られます。社内規程や秘密保持契約(NDA)との関係、情報システム部門が確認すべき点、端末の中だけで完結する翻訳との違いを整理しました。
海外の取引先と商談をするとき、翻訳アプリを使う方は多いと思います。そのとき話した内容がどこへ行っているかを考えたことはあるでしょうか。
クラウド型の翻訳アプリを使うということは、価格、納期、条件、担当者の名前を、外部のサーバーへ送っているということです。ふだんは意識しませんが、扱っている情報の重さを考えると、無視できる話ではありません。
価格も条件も、サーバーへ送られません。
外部に保存されないので、後から漏れる経路がありません。
地下の会議室やビルの奥でも止まりません。
商談の会話は、どこまで社外に出してよいのか
社内の資料は厳しく管理していても、会話は無防備になりがちです。翻訳アプリに話しかけた瞬間、その音声や文字はサーバーへ渡ります。
多くのサービスは、品質改善のために内容を利用する場合があると規約に書いています。読めば書いてあることですが、商談の最中に規約を思い出す人はいません。
守秘義務のある案件、価格交渉、人事の話。これらを扱う場面では、そもそも外に出さない道具を選ぶほうが確実です。
端末の中だけで訳すと、この心配自体がなくなる
私たちが作っている翻訳アプリは、翻訳も音声の聞き取りも読み上げも、すべてその端末の中で動きます。通信を使わないので、送りようがありません。
「送っていません」と約束するのではなく、送る仕組みそのものを持っていない、という状態です。機内モードにしたまま使えることが、その証拠になります。
履歴が残らないことの意味
端末の中だけで動かすと、翻訳の履歴がどこにも残りません。便利さと引き換えに、後から見返せないという不便さはあります。
それでも、残らないほうがいい場面のほうが多いと考えています。情報は、存在しなければ漏れません。管理の手間もかかりません。
会議室は、意外と電波が弱い
もうひとつ実務的な問題があります。会議室は電波が弱いことが多いのです。ビルの奥、地下、窓のない部屋。しかも人が集まると通信は細くなります。
大阪でポーランドの方と商談したとき、実際にこのアプリを使いました。作った本人がその場でいちばん緊張していたと思いますが、止まらずに終わりました。
業務で使うときに見るべき3点
翻訳アプリを業務で選ぶとき、確認しておくとよい点をまとめます。
1つめ。会話の内容が外部へ送られるか。規約と設定を確認してください。オフラインで動くかどうかが、いちばん分かりやすい目安になります。
2つめ。通信が切れたとき何が起きるか。止まるのか、劣化して続くのか。商談の途中で止まると、その場が終わります。
3つめ。誰でも操作できるか。担当者が変わっても使えることが、結局いちばん長く効きます。
よくある質問
送られません。機内モードのまま使えることで確認できます。通信を切っても同じように動きます。
端末の中には残せますが、外部には保存されません。組織で共有する仕組みは持っていません。
通常のアプリとして利用できます。まとまった台数での導入については、サポートからお問い合わせください。
この記事のアプリは、無料ではじめられます。
iPhone・Androidどちらでも使えます。
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