山のコースで、お客様の翻訳アプリがつながらない。ゴルフ場のスタッフが外国人のお客様に「右に曲がって坂を上る。前の組が終わるまで待つ」をその場で通す
山のゴルフ場のコースで、外国人のお客様のスマホの翻訳アプリが圏外で止まり、「次のホールはどこか」「前の組を待つのか」が伝わらないことがあります。山のコースで通信を使う翻訳が止まる理由と、電波の無いコースの上で、道順と順番の決まりを渡す方法をまとめました。
山のゴルフ場のスタッフの方から伺った話です。韓国からのお客様が、スマホを見せながら聞いた。山で、つながらない。聞きたいのは「次のホールはどこか」。伝えたいのは「右に曲がって坂を上る。前の組が終わるまで待って」。
スタッフは方向を指さし、お客様は歩き出した。でも「前の組を待つ」が渡らず、前の組のグリーンに打ち込んだ。
この記事では、山のゴルフ場でなぜ通信を使う翻訳が止まるのか、そして圏外のコースの上で、道順と順番の決まりを渡すには何が要るのかを整理します。
クラブハウスに電波があっても、山あいのホールは圏外です。通信を使う翻訳はコースの上で止まります。
「右に曲がって坂を上る」で道が、「前の組が終わるまで待つ」で安全が渡ります。
順番の決まりが渡らないと、前の組への打ち込みという事故になります。
山のコースで、お客様の翻訳アプリがつながらない
山のゴルフ場は、クラブハウスには電波があっても、コースの奥は圏外のことが多い。谷を挟んだホール、山の裏側、林の中。通信を使う翻訳アプリは、コースの上では止まります。
コースで起きているのは、お客様の道具が「クラブハウスでは動いたのに」止まることです。聞きたいのは「次のホールはどこか」。伝えたいのは道順と、「前の組が終わるまで待つ」という順番の決まり。後者が渡らないと、打ち込みという事故になります。
スタッフの方が言われたのは、「道は指させる。『待つ』が言えない。それで打ち込まれたら、こっちの責任」ということでした。
ゴルフ場で、実際に起きていること
訪日客のゴルフは、年々増えています。韓国、台湾、香港、シンガポール、オーストラリア。日本のゴルフ場は安く、コースが良く、季節が選べる。地方の山あいのゴルフ場ほど、外国人のお客様が増えています。
英語の看板をコースに立てるゴルフ場もあります。それでも止まるのは、看板は「道順」で、「前の組を待つ」「打ち込まない」「カートはこの道」という当日の決まりではないからです。その場でスタッフが渡す必要があります。
そして山のコースでは、スタッフのスマホも同じように圏外です。お客様の翻訳アプリが止まる場所で、スタッフの翻訳アプリも止まります。
コースの上で翻訳アプリが使えなかった理由
スマートフォンの翻訳アプリを試したスタッフもいます。壁は1つ、そして決定的です。コースの奥は圏外なのです。多くの翻訳アプリは声をインターネットの向こうへ送るので、山のコースでは動きません。お客様の翻訳アプリが止まった理由と、同じ理由です。
無線でクラブハウスに聞く方法もありますが、クラブハウスに韓国語を話せる人がいるとは限りません。コースの上で、その場で渡す道具が要ります。
必要なのは、圏外のコースでも動き、カートの横で押して話すだけで済む道具です。
通信を使わない翻訳、という選択肢
私たちが作っている TransferFriends(トランスファーフレンズ)は、翻訳・音声の聞き取り・読み上げの3つとも、スマートフォンの中だけで動かします。最初に言語のデータを入れておけば、あとは通信が一切要りません。
圏外のコースの奥でも、谷を挟んだホールでも、機内モードのままでも動きます。要るのは電池だけです。クラブハウスで言語データを入れておけば、コースの全部で使えます。
対応は86言語です。韓国語・中国語・英語・タイ語・インドネシア語・ドイツ語・フランス語など、ゴルフに来られる訪日客のことばは入っています。
カートの横の10秒で、道順と順番を渡す
スタッフがスマホを1台持ちます。お客様が話すと日本語で出て、スタッフが日本語で話すと相手のことばで出ます。コースの上で、向かい合ったまま使えます。
渡すのは、道順と順番の2つです。「この道を右に曲がって、坂を上ります。前の組が終わるまで、ここで待ってください」。動画の「山なので電話がつながらない。次のホールはどこですか」には、この一言を返します。「右に曲がって坂を上る」で道が、「前の組が終わるまで待つ」で安全が渡ります。
ホールの番号は、必ず画面の文字で。訳文は文字でも出るので、「次は七番」のような数字は、コース図を一緒に指さして確認します。
ゴルフ場で先に決めておくと、迷わない
導入の前に決めておくとよいことが2つあります。1つめはコースの定型文です。「右に曲がって坂を上る」「前の組が終わるまで待つ」「カートはこの道」「ここから先は打たない」「雷が鳴ったら避難小屋へ」。この5つを一度声に出して通しておくと、本番でそのまま出てきます。
2つめは誰が持つかです。コースを回るスタッフとマーシャルが1台ずつ持つ形が、コースの上で間に合います。スタート室にも1台置くと、出発前に決まりを渡せます。
韓国語が話せるようになる必要はありません。必要なのは、圏外のコースで、道順と順番を渡すことです。
よくある質問
使えます。翻訳も音声の聞き取りも読み上げも端末の中で動くので、機内モードのままでも動きます。最初に言語データをダウンロードするときだけ、クラブハウスの Wi-Fi のある場所でお願いします。
近くで話せば聞き取れます。風が強いときは、画面の文字で確認してください。訳文は文字でも出ます。
使えます。スタッフの端末1台で、お客様が話すと日本語で出て、スタッフが日本語で話すと相手のことばで出ます。相手の道具は要りません。
86言語です。韓国語・中国語・英語・タイ語・インドネシア語・ドイツ語・フランス語など、訪日客のことばはたいてい入っています。
基本の翻訳は無料で使えます。App Store と Google Play のどちらからでも入れられます。
この記事のアプリは、無料ではじめられます。
iPhone・Androidどちらでも使えます。
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