← ブログの一覧へ

地下のホームで、お客様の翻訳アプリが止まった。駅員が外国人のお客様に「この電車は行かない。次で降りて反対側」をその場で通す

2026.09.19

地下鉄のホームで、外国人のお客様のスマホの翻訳アプリが電波の弱さで止まり、「この電車は空港へ行くか」「どこで乗り換えるか」が伝わらないことがあります。地下で通信を使う翻訳が止まる理由と、発車までの30秒で「次の駅で降りて反対側」を渡す方法をまとめました。

地下鉄のホームで、駅員の男性と外国人の男性客が向かい合って話している

地下鉄の駅員の方から伺った話です。韓国からのお客様が、スマホを見せながら聞いた。画面の翻訳アプリは、読み込み中のまま。「この電車は空港まで行きますか」。行かない。次で降りて、反対側のホーム。それを伝えたい。でも、発車まで30秒。

駅員は身ぶりで「違う」と示し、お客様は迷ったまま電車に乗った。反対方向へ、一駅。

この記事では、地下のホームでなぜ通信を使う翻訳が止まるのか、そして発車までの30秒で、乗り換えを渡すには何が要るのかを整理します。

📶
地下は「つながるが遅い」

圏外でなくても、電波が弱いと通信を使う翻訳は読み込みのまま止まります。

🚇
渡す時間は発車まで

案内は30秒で終わらせる必要があります。「次で降りる」「反対側」の2つだけを一度で。

🔄
乗り間違いは一駅で戻る

最初の一言で渡せば、戻る一駅が要らなくなります。

地下のホームで、お客様の翻訳アプリが止まった

通信を使う翻訳アプリは、声をインターネットの向こうへ送り、訳を受け取る仕組みです。地下のホームは、圏外ではなくても電波が弱く、混んでいることが多い。読み込み中の表示が続き、電車は来て、去っていきます。

駅のホームで起きているのは、お客様の道具が「止まっているように見える」ことです。動いてはいるが、間に合わない。聞きたいのは「この電車でいいか」。答えは「違う、次で降りて反対側」。この30秒に、読み込み中は入りません。

駅員の方が言われたのは、「発車までに渡せなければ、案内じゃない。反対方向へ乗せてしまう」ということでした。

地下鉄のホームの黄色い点字ブロックの上に置かれたスマートフォン
地下は圏外でなくても、通信を使う翻訳が読み込みのまま止まります。

地下鉄の駅で、実際に起きていること

訪日客の多くは、空港から都市部への移動で地下鉄を使います。路線が複雑で、同じホームから違う行き先の電車が出る駅も多い。案内板は英語・中国語・韓国語で出ていますが、「この電車は」という目の前の疑問には答えられません。

駅員は、ホームの安全を見ながら案内をしています。一人のお客様に長くはかけられません。発車のベルが鳴るまでの30秒で、乗るか降りるか、次の行動を渡す必要があります。

そして地下のホームは、駅員のスマホも同じように遅い。お客様の翻訳アプリが止まる場所で、駅員の翻訳アプリも止まります。

地下のホームで翻訳アプリが使いにくかった理由

スマートフォンの翻訳アプリを試した駅員もいます。壁は2つです。1つめは電波です。地下のホームは電波が弱く、混んでいる。多くの翻訳アプリは声をインターネットの向こうへ送るので、読み込みのまま止まります。

2つめは時間です。案内は発車まで。読み込みに10秒かかる道具は、30秒の案内には使えません。押して話したら、その場で訳が出る形が要ります。

必要なのは、電波が弱くても動き、押して話したらすぐ訳が出る道具です。

通信を使わない翻訳、という選択肢

私たちが作っている TransferFriends(トランスファーフレンズ)は、翻訳・音声の聞き取り・読み上げの3つとも、スマートフォンの中だけで動かします。最初に言語のデータを入れておけば、あとは通信が一切要りません。

地下のホームでも、トンネルの中でも、機内モードのままでも動きます。要るのは電池だけです。電波の混み具合に関係なく、押して話せばその場で訳が出ます。

対応は86言語です。韓国語・中国語・英語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・フランス語など、地下鉄に乗られる訪日客のことばは入っています。

発車までの30秒で、乗り換えを渡す

駅員がスマホを1台持ちます。お客様が話すと日本語で出て、駅員が日本語で話すと相手のことばで出ます。ホームで、向かい合ったまま使えます。

渡すのは、行動2つです。「この電車は行きません。次の駅で降りて、反対側のホームの電車に乗ってください」。動画の「地下なので電話がつながらない。この電車は空港まで行きますか」には、この一言を返します。「次の駅で降りる」「反対側」の2つが渡れば、乗り間違いはなくなります。

駅名や番線は、必ず画面の文字で。訳文は文字でも出るので、「次の駅」「反対側」は案内板を一緒に指さして確認します。

地下鉄のホームで、線路の方向を指さしている手元
「次で降りて反対側」が渡れば、戻る一駅は要りません。

駅で先に決めておくと、迷わない

導入の前に決めておくとよいことが2つあります。1つめはホームの定型文です。「この電車は行きません」「次の駅で降りて反対側」「この電車で終点まで」「白い線の内側で待ってください」。この4つを一度声に出して通しておくと、本番でそのまま出てきます。

2つめは誰が持つかです。ホームに立つ駅員が1台ずつ持つ形が、発車までの30秒に間に合います。改札の窓口にも1台置くと、ホームに上がる前に渡せます。

韓国語が話せるようになる必要はありません。必要なのは、発車までの30秒で、乗り換えを渡すことです。

よくある質問

地下のホームで電波が弱くても使えますか

使えます。翻訳も音声の聞き取りも読み上げも端末の中で動くので、電波の強さに関係なく、機内モードのままでも動きます。最初に言語データをダウンロードするときだけ、Wi-Fiのある場所でお願いします。

電車の走行音の中で聞き取れますか

近くで話せば聞き取れます。電車が入ってくる間は、画面の文字で確認してください。訳文は文字でも出ます。

お客様の翻訳アプリが止まっていても使えますか

使えます。駅員の端末1台で、お客様が話すと日本語で出て、駅員が日本語で話すと相手のことばで出ます。相手の道具は要りません。

どの言語に対応していますか

86言語です。韓国語・中国語・英語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語・フランス語など、訪日客のことばはたいてい入っています。

料金はかかりますか

基本の翻訳は無料で使えます。App Store と Google Play のどちらからでも入れられます。

ほかの質問も見る →

この記事のアプリは、無料ではじめられます。

iPhone・Androidどちらでも使えます。

こちらの記事もどうぞ

ブログの一覧を見る →