ホテルの地下で「ジンドゥーヂャン」。電波の入らない車寄せで、行き先を聞き取る
ホテルの地下の車寄せは電波が入りません。中国語の「京都駅(ジンドゥーヂャン)」を、通信なしで聞き取って日本語にする方法を、実際の場面で紹介します。
「京都駅」を中国語で言うと「ジンドゥーヂャン」。漢字は同じでも音はまったく別物なので、耳だけでは受け取れません。聞き返すほどお互いに気まずくなる——接客の現場で毎日起きていることです。
しかもホテルの地下の車寄せは、たいてい電波が入りません。クラウドの翻訳アプリは、いちばん必要な場所でだけ止まります。
通信を一切使わないので、地下の車寄せ・トンネル・機内・山あいの宿でも同じように動きます。仕組みはよくある質問で詳しく。
「ジンドゥーヂャン(京都駅)」のように、漢字が同じでも音が違うことばを、そのまま日本語にします。中国語・韓国語・ベトナム語など86言語に対応。
端末の中だけで訳すので、行き先も会話の中身もサーバーへ送られません。接客でも商談でも安心して使えます。
地下の車寄せで起きていること
ホテルや商業施設の地下の車寄せは、鉄筋コンクリートに囲まれた閉じた空間です。携帯の電波はほとんど届きません。ここは同時に、海外からのお客様がスーツケースを持って乗り込む場所でもあります。つまりいちばんことばが必要な場所が、いちばん電波の弱い場所になっています。
動画では、中国語話者のお客様が「我要去京都站(ウォー ヤオ チュー ジンドゥーヂャン)」と行き先を告げます。運転手は聞き返しますが、二度目も三度目も同じ音にしか聞こえません。よくある光景です。
「ジンドゥーヂャン」は「京都駅」。漢字が同じでも音は別物
中国語の「京都站」は日本語の「京都駅」と同じ漢字です。しかし読みは「ジンドゥー ヂャン」。日本語の「きょうとえき」とは音がまったく重なりません。書いてもらえば分かるのに、耳だけでは受け取れない——これが漢字圏の相手ほど起きやすいすれ違いです。
韓国語やベトナム語でも同じことが起きます。地名や駅名は固有名詞なので、相手も言い換えができません。だから「聞き返す」ことが解決になりにくいのです。
なぜクラウドの翻訳アプリは地下で止まるのか
多くの翻訳アプリは、話した声をいったんインターネットの向こうのサーバーへ送り、そこで音声認識と翻訳をして、結果を受け取ります。電波が無ければ、送ることも受け取ることもできません。「圏外です」と出て終わりです。
「事前にダウンロードしておけばオフラインでも使える」と書かれているアプリもありますが、多くは文字の翻訳だけがオフライン対応で、声を聞き取る部分(音声認識)や読み上げは通信が要るままです。話しかけて使う場面では、結局そこで止まります。
TransferFriends は、ぜんぶスマホの中で動く
TransferFriends(トランスファーフレンズ)は、音声認識・翻訳・読み上げの3つとも端末の中だけで動かします。出発前にことばのデータをダウンロードしておけば、あとは通信が一切要りません。地下でも、トンネルでも、飛行機の機内モードのままでも同じように動きます。
通信しないので、会話の中身がサーバーへ送られることもありません。お客様の行き先や、商談の金額のような外に出したくない話でも、そのまま使えます。
接客の現場での使い方
使い方は3つの手順だけです。①アプリを開いて「対面」モードを選ぶ、②相手の言語を選ぶ(中国語・英語・韓国語など)、③スマホを相手に向けて話してもらう。訳文が画面に出て、読み上げも流れます。返事は自分が日本語で話せば、そのまま相手のことばになります。
画面を上下で分けて相手側を180度反転させる表示もあるので、テーブル越しやカウンター越しでも、スマホを持ち替えずに会話ができます。
同じことが起きる場所
地下の車寄せのほかにも、電波が届かない場所は日常にあります。トンネルの中の工事現場、山あいの旅館の玄関先、鉄筋の空室、飛行機の機内。このシリーズでは、そうした場所で実際にことばが通じた場面を1本ずつ紹介しています。
よくある質問
聞き取れます。音声認識のモデルも端末の中に入るので、機内モードのままでも動きます。初回だけ、使う言語のデータをダウンロードしてください。
どちらも扱えます。話しことばの聞き取りは発音から判断するので、相手が大陸の方でも台湾・香港の方でも同じように使えます。
無料で使いはじめられます。使い放題にする月額のプランもありますが、基本の翻訳は無料の範囲で使えます。
送られません。翻訳も音声認識も端末の中で完結するので、会話がサーバーを通ることがありません。
この動画のアプリは、無料ではじめられます。
iPhone・Androidどちらでも使えます。